旅行の準備に関して

出発する前はさんざん考えて準備して、よしもう大丈夫だ行くぞなんて思ってても、往々にして旅行中にこそ本当に準備しておくべきだったものってわかってきますよね。
というわけで10泊程度のぬる海外旅行でこれ準備しておくべきだったな、というものをガジェット方面で書いてみる。

今回俺が持って行ったガジェットとしては

  • PC
    • 工人舎 SA5K:GeodeLXというしょぼいCPU積んだノート。でもA5で安くてちっちゃくて、と非常に旅向きである。
    • ACアダプタ、LANケーブル:ACアダプタは世界の電圧対応、プラグは台湾と日本は共通。
  • カメラ
  • 携帯
  • eneloop充電器
  • LEDライト

こんな感じか。
で、持って行くべきだったものは

  • Skype用マイク
  • 旧バージョンSkypeソフトウェア
  • 巻き取り式のLANケーブル(長め)
  • 電波ビュンビュン系の無線LANアダプタ
  • 高速充電器

こんなとこか。
まずSkype関係から。Geodeの性能がアレすぎて最新のSkypeでは絶対に遅延が出てしまうため、旧バージョンソフトウェアを利用するのは絶対かなという感じ。古いモバイルノートを使っている方もそうするべきだと思います。とにかく安定感が違う。SA5Kのwikiなんか見てるとおすすめはV3.0らしいですが、個人的にはSkype 2.6.0.103 Betaが一番軽いように思った。このベータというのがミソで、このあたりでリリースされた通常版をインストールすると「バージョンアップのおしらせ」が来て強制アップデートになってしまうのだけれども、このバージョンだけはなんかスルーされてしまうっぽい。最新のに比べると機能は劣るのかも知れませんが、きちんとSkypeoutもできるのでまず問題ないかなという感じ。ただまあ液晶そばのマイクはどうしても音質的には残念な感じだったのでマイクもってけばよかったなあと。現地で安い(TWD$199)の買って解決しましたが。ちなみにWindows MobileでもSkypeソフトウェアは過去に配布されていたりもしているので、スマホ持ってる方は探して入れておくとWifiの生きてる場所だと便利かも。マイクつなげたりとかの労もないし。
もともとSkypeは旅先で友達に近況報告するのに使えるかなあ程度に考えてインストールしておいたのですが、ホテルの電話の利用料金体系(というか使い方すら)がわからないし使ってみたらぼったくり料金であとでもめる…みたいなのがイヤだなあっていうのがあったので、ネットの使える環境の時は積極的にSkypeoutで翌日利用しようと思っているホテルの予約をとったりするのに活躍したのでした。台湾の公衆電話はけっこー繋がらないことがあったりして(なんかエラーメッセージ的なことを言ってたけど内容わからずw)、もちろん硬貨だからたいした金額じゃないとは言え大きな単位のコインいれてもやっぱり公衆電話らしくおつりは帰ってこないのでSkypeoutで確実に通じてしかも値段的に安いってことで、わざわざローミングの携帯とかで話すのもな、って人にはおすすめかも。
出発前は持って行くかどうか微妙だな、とりあえずフォトストレージ代わりになればいいやぐらいに考えていたPCだけど、旅先で過去に旅行した人の生の声が聞けるのってものすごくありがたい感じで。どっかLANのポートあったらさせるようにLANケーブル、あとは内蔵のLANだといろいろ減衰して電波弱かったりするのでホテル内の電波とかをがっちりつかめるUSB接続の無線LANアダプターなんか持ってると便利かなあと。
ああ、あとLEDライト。一応持って行ってはいたんだけど、これすげー便利だったので書いておこう。別に夜歩きしろってわけじゃないけど、ドミトリーとかで電気つけるのがはばかられる場合なんかこれ持ってるのと持ってないのとではぜんぜん違うし、日が落ちちゃってからバス停の時刻表みたりとか夕飯の写真とるのに光量が足りないとかタクシー来てぇぇぇ!とかそういうの全般ですっごい便利なので。電池はカメラと共用の単3eneloopだけど、やっぱり電池寿命いたわり系のゆっくり充電器だとなかなか旅先で電池入れ替えたりとかめんどうなので、ババッと充電できるタイプで電池の一個一個を個別監視してくれるタイプ(で、世界の電圧に対応してる奴)なんか持ってるとすげー心強いかなと。まあ電池を現地で買いまくるのもアリだけど。