みすっww

ジュースこぼしちゃった - teruyastarはかく語りき
アルファブロガーさんとこですごいおすすめされてたので読んでみた

>人はミスするのが当たり前。ミスは叱るものではなくて、ミスはチームでカバーするもの。
(中略)
「金を稼ぐ職場の意味」を突き詰めると
どうしても給料と働きのバランスで不平不満が出ます。
社員でもアルバイトでもです。
その不平不満を避けるためにも、
自分自身の不公平な感情からもリーダーは全員に完璧を求めたりします。
そういうのはどこまでいっても終わりがないんですね。
だから、完璧目指す平等ではなく、ミスを許す笑いと協力を求める。
仕事場に笑いがあって協力的という雰囲気は金で買えるものじゃないですし、
働きやすい職場というのは少々の給与の多寡よりもずっと価値あるものです。
確かに個人個人で能力差が低い人もみんなで助けあうというは
平等な扱いでも、効率的にもならないかもしれませんが、
一緒に笑い合える仲間というのが
働く1番目の報酬になるとベクトルを向けるのも悪く無いと思います。

まっとうな話なんだけど、こういうカバーする余裕がなくなっていってギスギスしていくからミスを受け入れられない土壌が生まれる負の連鎖が始まるわけで。
結局はミスを過剰に責める原因っていうのは賃金システムの不公平感による部分が大きいんだから「現場の気の持ちよう」みたいなところに解決策を得て、成果の出る人にちょっと我慢してもらうっていうよりかは求人の仕組みにおいてより等質の人材を採用したりとか、人事において能力に対しての適正な報酬が与えられるようになればそれでいい話だよね。…ってこっちのほうがより難しいか。

ネタ元のblogの『夫婦の例』『BTTFの例』においてだって、たぶん

  • 夫婦の間では互いのパフォーマンスに対して誰かが評価するシステムが(であるとか、まぁそもそも報酬が)存在しないわけだからミスに対する不公平感が存在しない
  • BTTFにおいては失敗した時のリスクの大きさ(どちらかが再起不能になった際にはどっちもどうしようもなくなる)であるとか、「報酬」という形をとらずともお互いが友情においてミスを担保することができる

ことがキモであって、たぶんこの夫婦においてもたとえば男女の仲になってない時に普通の会社の同僚として仕事しあってどっちかにミスがあって、またこの二人を評価するシステムが健全に機能していない場合においてはおそらくいがみあいになるだろうし、BTTFにおいても全然関わりのない二人組でなんらかの仕事をして、それに対する評価が適正でなければ「そんなことより次だ、、」と口では言うことができても内心ではどう考えているかはわからないんじゃないかなぁと思った。