HISでーす!

最近メシどきとかにHISのお姉さんがものすごい売り込みかけてパンフ配ってて、で熱い中大変だなあと思ってもらってあげたりすると中身が学生の海外ボランティアだったりする。別にやりたい奴は勝手にやってくれればいいと思わないこともないけど、自分の欲望が他者の欲望とつながってないものってどうなのかなあとか思っちゃうんだよなあ。
もちろん先進国の「余裕」を武器に慈善活動してくれてもいいんだけど、一瞬だけ海外経験してその内容はボランティア…うーん。やらない偽善よりやる偽善だ!とか言われたらまあそうなんだろうお前の中ではな、って感じだけど、実際Web見てもその内容が

http://www.his-j.com/tyo/eco/asia/eco-switch01.htm

  • 初日 成田からバングラデシュへ。日本語ガイドがホテルへご案内致します。
  • 1日目 午前:観光 午後:社会起業家に寄付
  • 2日目 午後:ボランティア その後キャンプファイアーその他
  • 3日目 午前:ボランティア 夕方:NPOの大学で自己紹介
  • 4日目 午前:NPO大学でのスポーツ交流 午後:交流会(文化/宗教/将来/...らしい)
  • 5日目 通ってもいないNPO大学の運営に参加
  • 6日目 帰途へ

糞過ぎる…
社会起業家のおっさんもたぶんわかってるんだよな。なにか世界に対して動きたいっていう大学生の純粋さを食い物にしてお金を吸い上げてるだけだって。もちろん学生側にその自覚もないだろうし、すでに成人になってる学生にもっと何か無かったのかって言ってあげる人もいないんだろうけど、なんか一抹の寂しさが。

ま、いいんだけどね。エクマットラ・アカデミーの渡辺大樹さんはクソゆとりをバンバンだまして、社会起業の目的であるストリートチルドレンがまともに生活できるように頑張ってください。なんだかんだいって日本はまだまだ豊かなんだ。こういうのが許される程度には。